辜月日記(8)...






















Peter Langgartner のアルバム,「半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV.903」(ambitus, amb96 827)を超久しぶりに引っ張り出して聴く.
聴き直してみようと思ったのも格安アンプのNuForce STA200とJAVSのアップ・サンプラー X6-DDC-Femtoがあればこそ.
まったく目立つことのないヴィオラ演奏者(ザルツブルクの the Mozarteum University の教授.ヴィオラと室内楽の教鞭を執っている)の弾くBachの鍵盤用をヴィオラに編曲したものだが,実にこれが良い.







f0071708_00074932.jpg
   Leica M10+DJ-Optical 7artisans 50MM F1.1







録音場所(ドイツ,オーバーバイエルンにあるEremitage Engfurt)も響きの良ところで,2000年録音と20年近く前のものだが,生き生きとゾワッとくるほどに聞こえる.9回くらい前の11月1日に紹介したバロック・チェロを女流チェリスト,Gyöngy Erödiが弾いているバッハの録音を連想させる.ハイレゾで聴きたい.
ものの本によれば,この曲は1720~1730年につくられ,バッハの独立した鍵盤曲のなかで最も雄大で難しい作品と言われる.
幻想曲は,半音階的なパッセージやアルペジオ,レチタティーヴからなるきわめて自由な形式になっている.3声のフーガは長大でドラマティック.主題のはじめの4音はバッハの名前(BACH)を並び替えたもので,よく推理小説ものに引用される.


f0071708_00462496.jpg



# by Neoribates | 2018-11-19 00:22 | Leica M10 Typ 3656 | Trackback | Comments(4)

      ◆          画像は,クリックするとすべて拡大できま~す              


by Neoribates