麦雨月日記(5)...


















時季もので...







   Les fleurs sous la pluie contiennent de la mélancolie...
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   Leica M10+MS-Optics ISM 50mm F1.0 GA








備前の花入れは,花持ちが良いと言われる.
それは,備前の甕に入れた水は腐らないからだと昔から言われている.
特に今年は,気温が低いので普段よりも花持ちが更によい.

備前の花入れを出す度に,昔,買い逃した安土くらいは時代があった壺が思い出される.その時の値段は,少し小生には荷が重かったので,一緒に見てまわった同僚で,備前焼の師匠でもある御仁が購入していった.
今でも,逃した魚は大きかったなぁと思うばかり┐('~`;)┌
この世界は一期一会.


Commented by minton at 2022-06-14 01:03 x
人も物も出会いがありますね
また会おうねと伝えたけれど会えない人もいます
先日安曇野で偶然にも二人の友人に会いました
そんな偶然もあります
壺も同じものはないでしょうがきっとまたご縁があれば邂逅できるのではないかと思っています
Commented by 山頂の住人 at 2022-06-14 23:03 x
水瓶は水か腐らないし、すり鉢は投げても割れないし、ビアマグは泡がきめ細やか⋯備前焼は言うことありませんね。
20年くらい前、取材で一年近く追いかけさせていただいた陶芸家さんがいて、いくつかいただいたり、購入させていただきました。
この方に限らず陶芸家さんは必ず「飾らないで使ってね」って仰います。
確かに使えば使うほど景色が変化していく、備前焼はその変化が大きいのも楽しいです。
Commented by Neoribates at 2022-06-16 11:12
mintonさん,
一期一会とは良く言ったものだと思います.物との出会いはもちろん,人との出会いもそれから先の方向を変えたりされて,まったくわからないものです.この備前焼の師匠との出会いでも単なる同僚という枠を越えたものとなりました.
Commented by Neoribates at 2022-06-16 11:22
山頂の住人さん,
備前焼の魅力が伝わって嬉しいです.一年も取材をされていたのなら,焼き物そのものと作家さんとの関わりが絡んで,備前への眼も寄り深くなったのではないかと推察されます.仕事とは言え,よい体験でしたね.
特に備前は土物ですから,使えば使うほど味が出てきます.ビールを注いでおくと,備前は冷たさを保持してくれるし,口当たりも違ってきますね.
焼き物は使ってこそです.変化が楽しいですよね.まあ,あまりにお高い作家物だと怖くてついつい飾ってしまいますが.好きなの作家の作品は,廊下にあるニッチに時々交代して飾り,楽しみ,交代でおろしたものは,しばらく酒器として使っています.
簡単な対策してあるので,東日本大震災のときも落ちずに無事でした(ー。ー)フゥ スピーカーはひっくり返りましたがヽ(  ̄д ̄;)ノ オテアゲー
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by Neoribates | 2022-06-14 00:51 | Leica M10 Typ 3656 | Comments(4)

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