桃月日記(14)...




























池袋に用事があって出かけたついでに,新聞に出ていた東武東上線沿線の坂戸の北浅羽桜堤公園に通称「安行寒桜」(大寒桜のこと)を愛でに足を伸ばした.
ピークは既に過ぎだいぶ葉が出ていたが,遠目にはなんとか1.2kmに植えられた桜並木が弧を描く堤の様を見ることができた.

そして,あまり好きではない35mmレンズを引っ張り出して撮ってみた.使ったのは,これまたほとんど使ったことがなかったSummaron 35mm F3.5.
マックス・ベレクの設計した2種類の35mmレンズのうちの一つ.小型だけどズシッと手に来るライカレンズの中でも独特のフォルムを好きな方が多いようだ.Elmarと共用のフッドHOOKHを使用.逆光には極めて弱いし,曇りやすいが,多少の曇りと柔らかい写り,それに逆光の弱さは時としていい効果をもたらしてくれる.









桃月日記(14)..._f0071708_03255477.jpg
   Leica M10+Summaron 35mm F3.5









桃月日記(14)..._f0071708_04035482.jpg





桜祭りはすでに3日前に終わっていたので,シャトルバスもない.
会場に行く途中には,愚女が新人研修をしていた凸版印刷の広大な坂戸工場があり,その周囲にもソメイヨシノが多数植えられている.これから見頃を迎えるだろう.


■トンカツ「とお山」再訪.....
帰りがけに,浅草まで「とお山」の黒豚ローストンカツが忘れられず,また食べに行く.
今回は,通常のロースカツ.
結論から言うと,前回食した黒豚ローストンカツとは雲泥の差がある.極普通のトンカツで,そこまでわざわざ食べにでかけるまでのものではないと思った.
それほど黒豚ロースは美味い.
しかも,今回はキチンと余熱で肉の芯まで火を通してなかった.これにはガッカリ.
このことを店のマネージャーに話したが,ジューシーさを出すようにしているとの返事.よく聞く言い訳だ.中心部は水っぽく,温度が低かった.
SPF豚の盲目的信者の感を得た.無菌豚ではないということを食を提供するものは強く記憶に留めておくべきだ.これはSPF豚協会もしっかり火を通して欲しいと述べていることからも分かる.
残念.






Commented by tullyz1 at 2019-03-28 18:41
ズマロンいいですね。今日も暖かく祇園白川は四分咲き、木屋町通は三分くらいでした。来週なら満開でしょうね。
Commented by Neoribates at 2019-03-28 19:37
tullyz1さん,
このぐらい小さくてもうちょっと明るかったら申し分ないですね.
祇園は今日は暖かでしたか.こちらは暖かさはありませんでしたよ.
明日辺りに京を達のでしょうか.ちょっと桜には早めでタイミングがずれましたね.こればかりはなかなか予想が的中せず,いつも歯がゆい思いです.宿が決まっていなければ直前まで待つのですが,そうもいかないですから.入れ替わりで来週出立します.
Commented by cobag2 at 2019-03-28 21:31
ライカのオールドレンズの中でもデジタルで使うと一番フィルムらしい
描写をしてくれるどちらかと言えばくせ者的存在のレンズですね^^
一枚目など逆光でその滲み方と言い柔らかな解像と言いくせ者ぶりを遺憾なく
発揮しているのではないかと思いますが・・・、いいですね〜^^
来週の京都は当たり!かも(^ ^)
Commented by Neoribates at 2019-03-29 01:38
cobag2さん,
35mmってのは得意じゃないので,どうもしっくりこない感が拭えませんが,こんなハレーション起こしているうようなできでも,材料によってはイイ感じになっているように思えます.
それでも,やはりマルチコーティングしてあった方がいいですね(o´_`)ノ マアマア
神戸,姫路に足を伸ばした甲斐があるかどうか,気を揉んでおります(^_^)
Commented by roxanne6 at 2019-03-29 13:57
桜の下の若いカップルがいい雰囲気!
Commented by Neoribates at 2019-03-29 17:02
roxanneさん,
若いってのイイでやんす(^_^)
そろそろ桜の枝を折りにメリケンに行くのですね.
名前
URL
削除用パスワード
by Neoribates | 2019-03-28 03:50 | Leica M10 Typ 3656 | Comments(6)

      ◆          画像は,クリックするとすべて拡大できま~す              


by Neoribates