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蟋蟀日記(7)...




毎日5杯,6杯も呑むように特にコーヒーに凝っているわけではないが,嫌いではない.
こだわってはいないが,インスタント・コーヒーだけは呑みたくない.

エルサルバドルにあるロス・アルペス農園の女農園主,アイダ・バドルさんが来日され,手間をかけて収穫されるコーヒー豆,ロス・アルペス・マデュロなどにまつわる話が聞けるというので近場でもあるので,出かけてきた.
京都小川珈琲の主催する珈琲教室.
チェーン展開しているカフェでは,ここの味が一番私には合っているので,ここの豆は京都に行った折には買って帰るし,取り寄せたりしている.東京には3店舗出店している.
京都で有名なOOOコーヒーや△△コーヒーはあまり美味いとは思わない.

いくつか農園を所有している中で,一部をこの品種の栽培に当てているとのこと.木で完熟させ,手摘みによって完熟豆だけを収穫し,さらにその中から不良豆,非完熟豆をハンド・ソーティングで選別していくという凄く手間のかかったやり方で仕上げている.ほんとうに完熟豆しか見当たらないほどに選別している.だから,60袋ほどしか収穫できないという.作業工程をみせてもらったが,一般の豆の収穫とはレベルが違う.

何度かこのコーヒーを飲んでいるが,スッキリした上品なアロマの甘みを感じる味わいが好きだ.
当然収穫量が少ないので,いつでも店にあるというものではない.買い付けに行った分だけということになる.
小川珈琲のよいところは,直接に買い付け,品質をたしかめて販売にまわすということだろう.



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    Leica M9+Sonnetar 50mm F1.1 MC









ペーパー・フィルターを使っての入れ方などレクチャーされたが,これは普段やっていることと同じで特段のことはなかった.
また,このところ小川珈琲で推している,エアロプレスという道具を使った空気圧を利用した抽出方法も紹介していた.この方法は,たしかにオイル成分をフィルターに吸着させずに取り出す工夫がしてあるで,香りも違ってくる.

レクチャーの終わった後に講師に聞いたのだが,一番の入れ方はいわゆる「ドブ漬け」だという.カッピングの際に普通にやる方法である.サイフォンでやるときに粉を入れてお湯を注ぎ,ヘラでかき混ぜますね,あれです.
これがやはり原始的だけどコーヒーのすべてが抽出されて,味がよく分かるのだと.

最後にちょっと意地悪な質問を農園主にしてみた.
「普段はどんな入れ方で呑んでいるのですか?」.
答えは,「コーヒーマシンでやっています.だって,簡単ですもの」と,笑っていた.「日本の方のように,コーヒーマイスターのようなことはしませんわ」と.
まあ,こんな抽出にこだわるのは,なんでも <<~道>>にしてしまう日本人ならではなんだろうなぁ,と思った次第でつ.

来年あたりに入ってくる豆,パナマのエメラルダ農園で栽培されている「エスメラルダスペシャル」.これにはなんともそそられる.
オークションで100g¥6000以上の値がついたらしい.現地でこの値段は異常だ.ここの農園はパナマのコンテストで幾度も優勝をしてるファーム.エチオピアの在来種から派生したゲイシャという品種だそうだ.完熟手摘みし,すぐに果肉除去して水分12%まで乾燥し,温度湿度管理して保管されるというもの.さて,いくらで販売するのか.
コピルアックよりも高くなるのか?



〓JLC第6回写真展の詳細はこちらをご覧下さい

本日の一枚...
by Neoribates | 2013-09-30 23:58 | Leica M9 | Trackback | Comments(12)

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